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フリーランスでも住宅ローンは借りれる?
まず結論を言えば、フリーランスでも住宅ローンは利用できます。個人事業主になると「住宅ローンはまず通らない」と言われます。確かに会社員と比べてみますと、通過しにくいイメージがありますね。
でも、フリーランスでも住宅ローンを通して、めでたく夢のマイホームを持つ人もいます。そうなのです、フリーランスでも住宅ローンは受けられます。
ただし、会社員よりは、少しだけハードルが高いのも事実です。会社員と、フリーランスは住宅ローンの審査の基準が違います。
1フリーランスは、会社員と違い「仕事の状況」をみられる
フリーランスが住宅ローンを申し込む際は、直近3年平均の所得まで問われます。これは過去お所得などをみるためなのです。
事前審査で、ある程度の物件の価値や、本人の返済能力を精査するための審査です。会社員と違い、返済能力がかなり問われます。
では、早速フリーランスが住宅ローンに通過しやすいポイントを揚げてみます。
フリーランスが住宅ローンを通過しやすいポイント
13年間の黒字決算がなされている
個人事業主が住宅ローンを申し込むときは、銀行から「確定申告書」と「納税証明書」の提出を求められます。
確定申告書では、しっかりと所得が黒字になっているかどうかを調べられます。赤字があると、それだけで審査が通りにくいです。(事前審査のこと)
つまり、3年分の確定申告書がない場合は、どうしても審査が通りにくいです。
2他での借金があるかどうか
他での借金などがあると審査が厳しいです。なので、他に借金などがあるならきちんと清算しておく必要があります。
他にも、税金、保険料などの滞納なども審査に影響があります。
ほとんどの銀行は、審査時に納税証明書の提出を求めます(確定申告書と同様、直近3期分が必要なケースが一般的)。
税金の未納があると、まず審査は通りません。もし滞納しているのなら、必ず納付してから証明書を発行してもらうようにしましょう。
3審査が通りやすい金融機関を選ぶ
結構大事なのが、審査が通りやすい金融機関を選ぶことです。
地元の信用金庫や地方銀行と付き合いがあるのなら、相談してみるのも1つの方法です。
信用金庫や地方銀行を事業資金のメインバンクにしていたり、付き合いの年数が長いなど、ケースによっては融資がおりやすくなることもあるようです。
4フラット35も候補としてみる
自分の条件に合う金融機関が見つからないのなら、フラット35を利用するのも1つの方法です。
フラット35は一般的な金融機関の住宅ローンに比べて、自営業者でも利用しやすいからです。
通常の金融機関では、3期分の所得が黒字であることが必要です。しかしフラット35の場合は、会社員と同様に自営業者も、申し込み年度の前年の所得で審査をしてくれます。
そのため、事業を始めて3年がたっていなくても住宅ローンを申し込むことができるのです。
フリーランスは、仕事が安定しているかどうかが問われるので、少しばかりハードルが上がるのは事実です。
でも、条件さえ満たせば、住宅ローンの審査は通過できます。